~ 「講座」に対する協会総研の考え方を説明します ~
「講座」は、受講者からみれば成長のためのプロセスですが、協会からみれば「理想の会員」を育成する手段となります。
講座を設計するには、受講者が理解しやすいように教育内容を整理し、伝えたいこと・伝えるべきことを過不足なくまとめるプロセスが必要です。
協会の「講座」のポイント
通常の講座と違い、協会の講座は「理想の会員」を育成するために設計されます。
したがって、協会の講座は
- 知識やスキルを伝える内容
- 協会についての理解(活動理念や将来ビジョンなど)を深める内容
両方のコンテンツが必要です(下図参照)。

協会の場合、講座の数は1つとは限りません
講座には
- 1段階で完結するもの
- 複数の段階があるもの
が考えられます。
たとえば「3段階の資格設計」をする場合、以下のようなイメージとなります。

また、初級→中級→上級 と進むにつれ、
- 知識やスキル
- 協会についての理解
それぞれがレベルアップするように設計します(下図参照)。

役割を設定します
「学び終わった受講生」すなわち卒業生には、今後どのような役割を担ってほしいのか。
協会にとっての理想の卒業生とは、どんな人か。どんな行動をしてほしいのか。
これを定義(明文化)することにより、講座で伝えるべきことが決まります。
成長イメージを整理します

シナリオを作成し、テキスト作成につなげます

試験と課題を設定します
試験(および課題)は、理解度を測るものではありますが、食事の後のデザートのような位置づけでもあります。
美味しいデザートが食後の満足感を高めるように、楽しい試験は講座で得た知識がしっかり身についたことを実感させ、達成感や満足感を高めます。
楽しいデザートは、その食事全体の印象を良くします。
同様に、エンターテイメント性のある試験は、講座全体のポジティブな記憶として残り、次の学びへの意欲にもつながります。
協会総研の講座設計サポート:講座設計 x AI
協会の理念や目指すゴールに基づいた講座設計をサポートします。
AIを活用し、そのAIを講師としても育てます。
