
社会を良くする
「協会」という起業のかたち
【協会総研】
社会性の高い活動に魅力を感じる人は協会に向いています。仲間と力をあわせて何かを実現したい人も協会に向いています。
協会は「社会を良くする旗印を立て、共感した人々を集める」というスタイルの事業に向いています。
「協会」で起業する意義
SDGs、サステナブル、街づくり、エシカル、多様性、地産地消、動物愛護などに、人々の関心が高まっています。そんな中、
「自分にあった方法で社会貢献したいという思いで起業を考えている。でも、会社を作ることには違和感を持っている」
という方も多いのではないでしょうか。
協会総研では、ここで発想を変え、「協会を作る」ことを提案しています。協会という形なら違和感なく前に進める場合がよくあります。仲間とのつながりを活かし、人の役に立ち、自分も心地よい。協会とはそんな存在です。
むろんこうした活動を持続させるには経済性も欠かせませんが、経済性さえあればよいというものでもありません。つまり、「社会貢献」と「経済性」との良いバランス。いいかえれば「バランスを大切に起業したい」と考える人には、協会が適しています。
「2枚目の名刺」としての「協会」の価値
すでに会社を経営している人や、個人で事業をしている人にとっても、「2枚目の名刺」として協会の肩書を持つことには意味があります。
【1】「社長」や「取締役」の名刺に加え、あらたに「理事長」や「理事」の名刺を持つことで、活動領域が広がったり、新しい活動領域が生まれたりすることが期待できます。
【2】会社や個人事業の名前で行うより、協会の名前で行うほうが結果が良くなるケースが少なくありません。協会のほうが周囲の理解を得やすく、人々に受け入れられやすいことがあるからです。「会社の事業(個人の事業)」と「協会の活動」の両輪で動くことで、全体にシナジーが生まれます。
【3】これまで会社の枠内ではなかなか取り組めなかった夢を、協会の形でなら実現できることがあります。会社は生計をたてるため、協会は夢を追いかけるため、という使い分けが可能です。
企業の新規事業としての「協会」
先行き不透明な世の中を反映し、新規事業を計画する企業が増えています。
これまで新規事業は「株式会社という枠組みの中」で語られることがほとんどでした。つまり「新規事業=新しい事業部を作る」あるいは「新規事業=新しい会社を作る」という枠組みです。
「新規事業=新しく協会を作る」という選択肢は、これまで発想がなかったと思われます。
協会総研では、「協会を作る」という選択も大いにあるということを提唱しています。
世界的な目標になっている「SDGs」も、協会と親和性の高いコンセプトです。企業がSDGsを推進するにあたり、「協会」という新しい器があることはさまざまな面で有効です。
協会を知るコラム
協会というビジネスモデルの魅力、協会を発展させるためのコツや勘所を記事にしています。
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