あえて1つだけ選んでください。
協会の知名度を上げていくには、
「そもそも何の知名度を上げたいのか」
を最初に決めましょう。
協会の場合、その候補は3つあります。
- 協会の名前
- 講座の名前
- 資格の名前
この中から1つ選び、その選んだ1つが世のなかに広がるための努力をします。
選ぶのは1つだけです。
複数選んでしまうと、エネルギーが分散されてしまい、結局は
「二兎を追うもの一兎も得ず」
になりかねません。
- 「協会の名前を有名にしたい」なら、協会の理念や活動をアピールします。
- 「講座を人気講座にしたい」なら、講座の魅力をどんどん伝えます。
- 「資格の名前を広めたい」なら、資格保持者の活動を支援しましょう。
つまり、有名にしたい対象により努力のしかたが違ってきます。
じつはもう1つありますが…。
じつは「協会の名前」「講座の名前」「資格の名前」に加え、もう1つ候補があります。
前章では、あえて挙げませんでした。
それは「あなた(理事長)の名前」です。
協会を伸ばすパターンには、
- 会員が増え、協会が世に知られるようになり、結果的にあなた(理事長)自身も世に知られるようになる(会員型)
- あなた(理事長)自身がまず有名になり、結果的に協会も有名になる。(タレント型)
という2つの戦略パターンが考えられます。
どちらを選ぶかは好みであり、あなたの自由ですが、
「自分はどちらの戦略をとっているのか」
はつねづね意識しておくとよいでしょう。
さもないと、戦略がちぐはぐになり、うまくいきませんから。
「タレント型」を推奨できない理由
ただ、協会総研が推奨するのは、前者(会員型)のパターンです。
後者(タレント型)はあまり推奨していません。
理由は、
「あなたが表に出れば出るほど、人はあなたに直接近づこうとし、協会には入らない」
となりやすいからです。
いいかえれば、
あなたは魅力的だが、協会はそうでもない
という印象になりやすい。
なので、前章では
「あなた(理事長)の名前」
は、あえて候補に入れませんでした。
(関連記事)
協会を有名にする裏技