「協会にAIを導入したい」という相談を受ける機会が増えました。 しかし、お話を伺ってみると、多くの協会代表者が誤解をしていることがわかります。AIを「効率化ツール」として捉えている。 協会におけるAI導入は、それとは異なります。協 …
AI時代の協会設計 – 人間講師とAI講師の協働モデル
はじめに AIの進歩により、協会運営における講座提供の方法が変わりつつあります。従来の「人間だけによる講座運営」から、「人間とAIが協働する講座運営」への移行が現実的な選択肢となっています。 ただし、単純にAIを導入すれば課題が解 …
肉食のリーダーシップ vs 草食の集団性
はじめに 動物占いではないが、この記事では協会のリーダーシップとメンバーの性質を動物の比喩を用いて解説する。協会総研の独自の視点から、異なる性質を持つ個体がどのように協力して機能的な集団を形成するかを探っていこうと思う。 協会総研 …
協会のためのバトル
ビブリオバトルという「読書のバトル」をご存じだろうか。この興味深いバトルは、参加者がそれぞれお勧めの本を持ち寄り、会場でその本をプレゼンする形で行われる。 ビブリオバトルは、なかなか人気のあるイベントらしい。 人間を評価するの …
協会を占ってみる
これからあなたの協会の将来を占う質問をします。準備はよいですか? では、「あなたの協会が取材を受けた」と、想像してください。番組の取材でもよし、雑誌の取材でもよし。密着取材を受けた、と想像してみましょう。 で、取材からしばらくたち …
囲い込んでどうする
日本の社会やビジネスの世界には、さまざまな形態の協会が存在します。その多種多様な協会の中で、今回は「特定のメソッドやノウハウを広めることを主要な目的とした協会」について。 「陰」の協会と「陽」の協会 この種の協会は、その働き方や運 …
人の言動は一致しない…だからこそ協会は成り立っている
ある食品会社が主婦を集めて座談会を開いたときのこと。 司会者が「どんな食品を買いたいか」という質問をしたところ、出席者たちは「低カロリーのもの」「ヘルシーなもの」「オーガニックなもの」と口を揃えて答えた。だが、そのあと彼女たちは座談会の …
協会はネコである
人間が「解決したい」と思う要素は に大きくわけられる。 「不便」も「さびしさ」も、ともに人々の生活に深く関わる問題という点では同じだ。だが両者の解決方法は異なる性質を持つ。 たとえば を対比してみよう。 …
補助金のパラドックス【補助金活用コンサル勉強会】
選択のパラドックス 人間は、多すぎる中から「選べ」と言われると、疲れる生き物です。選ぶのをやめてしまう。 選択肢が無いよりもあったほうがいいけど、多い選択肢には疲弊する。だから、 いずれも、客を疲れさせない配慮だといえま …
心理的に安全な協会設計
「心理的安全性」とは 最近「心理的安全性」という言葉をよく耳にするようになった。 心理的安全性とは、 といった状態や環境を指す。 協会は「人の集まり」。協会が成功するためには、その会員が安心して自己開示ができ、活動 …
なぜおいしいかを語ろう
はじめに 「受講したらこんな知識やスキルが学べる」「受講したらこんな認定が得られる」などの「効果効能」しか語っていない認定講座をよく見かける。その認定講座を作った経緯やプロセスは、語られていない。 「会員になったらこんな良いことが …
協会と売れっ子ホスト、なぜ似ている?
「ホストに学ぶ〇〇」「銀座ママに学ぶ〇〇」的な話は、巷によく転がっていますね。まあでも、たしかに学べることは多いので、ここでも1つ、聞いた話を紹介します。 「顧客」と「会員」は違います。「顧客」は「もてなす対象」ですが、「会員」はそうで …