選択のパラドックス 人間は、多すぎる中から「選べ」と言われると、疲れる生き物です。選ぶのをやめてしまう。 選択肢が無いよりもあったほうがいいけど、多い選択肢には疲弊する。だから、 いずれも、客を疲れさせない配慮だといえま …
心理的に安全な協会設計
「心理的安全性」とは 最近「心理的安全性」という言葉をよく耳にするようになった。 心理的安全性とは、 といった状態や環境を指す。 協会は「人の集まり」。協会が成功するためには、その会員が安心して自己開示ができ、活動 …
なぜおいしいかを語ろう
はじめに 「受講したらこんな知識やスキルが学べる」「受講したらこんな認定が得られる」などの「効果効能」しか語っていない認定講座をよく見かける。その認定講座を作った経緯やプロセスは、語られていない。 「会員になったらこんな良いことが …
協会と売れっ子ホスト、なぜ似ている?
「ホストに学ぶ〇〇」「銀座ママに学ぶ〇〇」的な話は、巷によく転がっていますね。まあでも、たしかに学べることは多いので、ここでも1つ、聞いた話を紹介します。 「顧客」と「会員」は違います。「顧客」は「もてなす対象」ですが、「会員」はそうで …
実際にはだれもが孤軍奮闘している件
代表者が1人で孤軍奮闘している協会はじつはけっこう多いです。やりたいことはいろいろあっても1人だと時間もエネルギーも足りないからできてない、という人も多いでしょう。「孤軍奮闘は苦しいし、疲れる」「楽になりたい」と感じる人も多いでしょう。 …
同調圧力で協会を活性化する
自覚のない人々 何度か同じことを書いたと思うが、日本人は強い同調圧力のもとで長く学校生活を送った結果、自己主張を控え、他者の意見や反応を気にする大人に育つ(ことが多い)。 むろん、環境に負けない人や、同調圧力を客観視して自分の殻を …
協会の理事の選びかたは何パターンかあるよ
はじめに 会社に「社長」「役員」といったリーダーがいないと始まらないのと同様、協会にも「理事長」「理事」といったリーダーが必要です。 はじめから気の合う仲間数人で理事になり、ともに協会を運営していく、というのがもっともスムーズな姿 …
「現実感」があなたを推す
人は、「どの場所に存在し、どのような雰囲気や感情、文化に触れているか」よるするに「まわりにどんな人がいるか」によって影響を受ける。予想以上に影響を受けるようだ。 わかりやすい例を挙げると、音楽家の家庭で育った子供は音楽家を目指しやすい。 …
あなたの講座は高そうか安そうか【2】
前回のおさらい 講座の本来のクオリティとは別に、「高い講座に見えるための要素」というものがあることがわかりましたネ。 それは、 この3つです。 しかし、じつはもう1つ、高い講座に見えるための要素があります。今回 …
あなたの講座は高そうか安そうか【1】
世のなかの講座には、 があります。 講座を提供する側(主催者)も、まともな感覚の持ち主なら、そのことは自覚しているのがふつうで、 を設定して出しています。その結果、無料やワンコイン程度の講座もあれば、数十万円の講座も …
イメトレで協会の未来を手に入れる
協会がうまく回っているイメージを思い浮かべてみよう。イメージは、実現への第一歩となる。うまく回っているイメージは、実際にうまく回す道筋を示すものとなりやすい。 「イメージできるなら実現できる。イメージできないものは実現できない」と、よく …
【悲報】会員は考えない
はじめに 協会を運営するうえでしばしば直面する問題の1つに、「どうすれば会員が主体的に活動してくれるか?」がある。 あなたは会員に一生懸命教えているのに、教えても、背中を押しても、煽っても、会員が思うように活躍してくれない。活動し …