協会が成長すれば、要するにどうなるのか
これから協会を作りたい人にも、すでに協会を運営している人にも、考えていただきたいことがあります。
それは
「あなたの協会が成長することで世の中にどんな変化がもたらされるのか」
これを、きちんと紐解いて説明できるようにしておこう、ということ。
なぜなら
「成長することで世の中に良い変化をもたらす」
これが協会本来の使命であり、存在意義だからです。
もちろん、協会だけでなく会社だって
「世の中に良い変化をもたらす」
という使命を持たなければ人々から支持されない、そういう時代になっています。
しかし会社よりももっとストレートに、ダイレクトに
「世の中に良い変化をもたらす」
ことを追求するのが協会です。
スタートは利己的なのが自然
とはいえ、実際のところ
「あなたの協会が成長することで世の中にどんな変化がもたらされるのか」
これが協会を作る前から明確になっていることはほとんどありません。
すでに協会を運営している場合でも、明確になっていることは多くありません。
第一、そんな簡単に明確化できるものではありませんしね。
最初は、だいたい、
- 協会を作ってみたら面白そうだ
- 協会を作れば自分のメソッドを普及させることができそうだ
つまり、
「なんだかうまくいきそうだからやってみよう」
といった単純に利己的な動機で協会を作ろうと思うことが多いものです。
スタートはそれでいいのです。
みんな、そうだから。
最初から社会的な動機で協会を作ろうという人はほとんどいません。
むしろ最初から社会的だったら、ちょっとキモく見えるかも。
将来は利己的から脱皮しよう
ただし次のステップとして
「利己的だった動機を社会的な動機に変える」
このプロセスがあると良いですね。
なぜなら「社会的な動機」こそが、人が集まり協会が大きくなるためのエンジンだからです。
「あなたの協会が成長することで世の中にどんな変化がもたらされるのか」
これをを明確に言語化することで、「利己的だった動機」が「社会的な動機」に変わります。
100パーセントの言語化ができなくても大丈夫です。
30パーセントくらいの完成度で言語化できれば、まずますです。
あとの70パーセントは時間をかけてじっくり練り上げていくことになります。