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囲い込んでどうする

Home > 協会を知る > 協会の運営方法 > 囲い込んでどうする

2025年2月9日 //  by Yoshimura

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日本の社会やビジネスの世界には、さまざまな形態の協会が存在します。
その多種多様な協会の中で、今回は
「特定のメソッドやノウハウを広めることを主要な目的とした協会」
について。

目次

  • 「陰」の協会と「陽」の協会
  • 古代からある「陰」の行動
  • 「陽」の行動
  • まとめ

「陰」の協会と「陽」の協会

この種の協会は、その働き方や運営のスタイルによって、大きく二つのタイプに分けることができます。

まず一つ目のタイプとして、「オープンな協会」があります。
自由度が高く、参加者に対して特に制約を設けず、メソッドやノウハウを自由に学び、またそれを他者に教えることを奨励する形態の協会です。
人間の性格で例えるなら、「あけっぴろげ」な人に近い。
このタイプの協会では、協会が主催する講座などでメソッドやノウハウが教えられますが、受講者(会員)がその知識を他の場所や人々に教えることに対して、特に制限を設けることはありません。
「どんどん教えて、どんどん広めて」
という、積極的で開放的なスタンスが特徴です。
「陽」のイメージに近いですね。

それに対して、もう一つのタイプは、「コントロールしたい協会」です。
これは、メソッドやノウハウの伝播を厳格に管理し、自身がコントロールできる範囲内でのみ広めることを望むスタンスの協会です。
「陰」のイメージに近い。
このスタンスを持つ理由としては、

  • 自身が提供するメソッドやノウハウの品質が下がるのを避けたいという考え
  • 「協会のメソッドやノウハウ」であることに重きを置きたいという思い

が背景にあります。
「本家」や「元祖」であり続けたいという欲求からくるものです。

古代からある「陰」の行動

この考え方は、古代エジプトの指導者たちの行動にも見られます。

古代エジプトの指導者層は、毎年のナイル川の氾濫の予測に数学を用いていました。
一方、知識を持たない一般の人々は、指導者たちが神秘的な力を持って予測したと信じていました。
指導者たちを崇め、農耕の全ての段階、種まきから収穫まで、その教えに従って行動していました。
指導者たちは、自らが数学を用いて予測を行っていたことを明かすことはありませんでした。
自身の影響力や権力を維持したいという思いからだったのです。
その結果としてエジプトの文明は停滞し、最終的にはローマの支配下に入ることとなりました。

このエジプトの例からもわかるように、
「手に入れたメソッドやノウハウを持って、自分の立場や仕事、そして優位性を保持しようとする傾向」
は今に始まったものではありません。

オーストリアの著名な数学者ルドルフ・タシュナー氏は、このような行動を
「メソッドやノウハウの囲い込み行動」
と命名しました。
彼によれば、この「囲い込み行動」は、自分や自分の組織以外ではメソッドやノウハウが手に入らないような状況を意図的に作り出し、結果として自らの立場や権力、そして仕事そのものを保護しようとする行為を指します。

確かに、このような独占的な管理は、短期的には自己の権威や地位を保つ手段となるかもしれません。
けれども長期的に見ると社会や協会の持続可能な成長には必ずしも有益ではないかもしれません。

「陽」の行動

逆のアプローチを取る例として、メソッドやノウハウを積極的に公開し、成功を収めた事例がいくつか存在します。
たとえば

  • リナックス
  • ウィキペディア
  • テスラ

などがその代表的な例です。

リナックスは、フィンランドの学生であったリーナス・トーバルズによって開発されたオペレーションシステムで、世界中の多くの人々によって無償で使用され、改良が行われています。
その結果、リナックスはサーバー、デスクトップ、スマートフォンに至るまで、世界中で広く利用されるようになりました。

ウィキペディアは、2001年に設立された無料のオンライン百科事典で、専門家だけでなく一般の人々も編集に参加できるという革新的な手法を採用しました。
初期には品質に関する問題が指摘されることもありましたが、多くの人々の共同作業により、高品質な情報源としての地位を確立しています。

テスラは、2014年に電気自動車に関するすべての特許を公開しました。
この決断は、電動車の普及を加速させる目的があったもので、テスラはこの開放的な姿勢により、単なる自動車メーカーを超えた持続可能な社会の推進者としての地位を確立しました。

まとめ

これらの事例から、メソッドやノウハウを秘匿しコントロールしようとする短期的な視点よりも、透明性を持ち共有することによる長期的な視点の方が、結果的には協会自体の持続的な成長と信頼性の確立に寄与するということが明らかになります。

そもそも、広く社会に寄与しようとするのが協会。
知識を秘匿して優位を保つ戦略は、協会ではなく会社に向いています。

知識はパワーですが、そのパワーは共有されたときに最も大きな影響を発揮します。
もし古代エジプトの指導者たちがその知識や情報を共有していたならば、どれほどの新しい発見や進歩が生まれていたでしょう。
情報を独占することは一時的な力をもたらすかもしれませんが、その情報を共有し、広めることで、より大きな進歩や発展が促進されるのです。

カテゴリー: 協会の運営方法タグ: 協会, 運営

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