協会活動には大なり小なり費用がかかるのが普通です。
その費用は何らかの健全な方法で賄わなければ、協会活動は継続できません。
その費用をどう賄うかにより、協会の「見え方」が変わってきます。
▽
「見え方」を大きく分類すると
- まるで商売をしているように見える協会
- 業界団体のように見える協会
- 趣味サークルのように見える協会
- 教育・啓蒙団体のように見える協会
ということになります。
どのタイプの協会でもよい、と言いたいところですが、残念ながらそうではありません。
1つ、気をつけるポイントがあります。
最初に挙げた
「まるで商売をしているように見える協会」
は、協会のありかたとしては異質です。
なぜなら、そのような協会は
「商売したいなら会社でいいじゃないか。なぜ会社ではなく、わざわざ協会にしているのか」
が不明瞭なまま活動しているからで、その矛盾はいずれ協会運営のさまざまなところで表面化します。
したがってこの形での協会設立はお勧めしません。
協会を設立するなら、
- 業界団体のように見える協会
- 趣味サークルのように見える協会
- 教育・啓蒙団体のように見える協会
このうちどれかを考えるのが適切です。
▽
- 業界団体のように見える協会
- 趣味サークルのように見える協会
- 教育・啓蒙団体のように見える協会
が、その活動維持費を得るための方法としては、
- 会費
- 資格講座(養成講座)の受講料
- 検定試験の受験料
- 寄付金
が典型的です。
会員が増えたり資格講座(養成講座)に人気が出たりすれば、
- 企業とのタイアップ
- 研修やコンサルティング
などの需要も出てくるので、キャッシュポイントは増えます。