~協会の名前に「協会」は必要?~
では今回の話題に入ります。
協会の名前を決めるとき、「協会」という言葉をつける必要はあるのでしょうか?
つまり、必ず「○○協会」にしなくてはいけないのでしょうか?
結論から言うと、その必要はありません。
とはいえ多くの場合、
「一般社団法人○○協会」
と、「協会」がついているほうが分かりやすいのは確か。
「協会」をつけるかつけないか迷っているのであれば、つけておけば無難でしょう。
わざわざ「協会」外すこともないと思われます。
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でも、あえて「協会」ではない違う言葉を探したい場合は、「協会」以外にも、
「連盟」
「協議会」
「~の会」
といった言葉をつけることが可能です。
つまり
「一般社団法人○○連盟」
「一般社団法人○○協議会」
「一般社団法人○○の会」
というネーミングもある、ということです。
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また、そういう言葉をいっさい採用せず、
「団体であることを連想しないネーミング」
にすることもあります。
学者の方などが、ときどき
「○○イニシアチブ」
という名前の学術団体を作ることがあります。
「一般社団法人○○イニシアチブ」
というわけです。
ちょっとかっこいい感じがしますが、キザかもしれません。
いずれにせよ、前述したように、「協会」をつけるかつけないか迷っているのであれば、つけておけば無難です。
よほどの理由やこだわりがあるなら別ですが、そうでないのにわざわざ「協会」のついていない名前にする必要はありません。
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余談ですが、
「株式会社○○協会」という名の、株式会社なのに中身は協会、という協会も存在しています。
あまりお勧めしませんが。