~ 一般社団法人日本伝統野菜推進協会 ~
伝統野菜、その危機を乗り越えて
日本各地には、地域に根ざした独特の風味と形状を持つ伝統野菜があります。
しかし、その多くが今、絶滅の危機に瀕しています。
一般社団法人日本伝統野菜推進協会は、そんな伝統野菜を守り、育て、伝えることを使命として活動しています。
商業化しにくい形状やサイズであっても、その味わい深さ、栄養価の高さ、そして文化的価値は計り知れません。
私たちは、伝統野菜の魅力を再発見し、それを後世に繋げていくための活動を続けています。
活動を通じた伝統野菜の普及と保護
当協会は、伝統野菜を守り、伝えるために様々な活動を行っています。
- 親子向けの収穫体験会や料理動画の制作
- 伝統野菜に関する教材の配布
などを通じて、伝統野菜の素晴らしさを直接体験してもらう機会を提供しています。
また、47都道府県の伝統野菜一覧をホームページ上に掲載し、全国どこからでもその情報にアクセスできるようにするなど、知識の普及にも力を入れています。
伝統野菜の保護と普及には、一人一人の理解と関心が不可欠です。
私たちは、その橋渡し役を担うため日々努力を続けています。
未来へ繋ぐ、伝統野菜アンバサダーの育成
伝統野菜の魅力を広め、その価値を次世代に伝えていくために、当協会は
「伝統野菜アンバサダー養成講座」
を開催しています。
初級から上級まで段階的に学べるこの講座を通じて、伝統野菜の魅力を自分で発見し、伝え、さらにはその魅力を伝えるために人々を巻き込むことができる人材を育成しています。
アンバサダーとしての資格を得た方々が、それぞれの立場で伝統野菜を支援し、地域社会にその価値を伝えていくことで、伝統野菜の保護と普及に寄与しています。
伝統野菜のなるほど検定
伝統野菜に関する知識を深めたい方、その魅力をもっと知りたい方のために、「伝統野菜のなるほど検定」をご案内します。
伝統野菜の深い世界に触れ、その価値を再発見する機会をお見逃しなく。
皆さんには、ふるさとの味はありますか?
季節ごとの行事のときに決まって食べていたものはありませんか?
昔から食べていた懐かしい味、若い人にとっては新鮮な味かもしれません。
そんなふるさとのご飯には、その土地で古くから栽培されてきた野菜が使われていたかもしれません。
その土地でしかできない貴重な野菜、その土地の人しか手に入らない郷土の野菜、そんな野菜のことをもっと知ってみませんか?
そして、今もなお、ふるさとの野菜を作り続けている人々を私たちと一緒に応援しませんか?