昔の協会は資格講座をあまりやっていないが、最近の協会はやっている
協会は資格講座をしないといけないのでしょうか?
いや、べつにそんな決まりはありません。
資格講座をしなかったからといって、協会のトップが秘密警察に逮捕されることはないです。
「あの協会、資格講座やってないんだって。受ける」と、陰口をたたかれり笑われたりすることもないですね。
そもそも、資格講座をしていない協会はたくさんあります。
とくに古くからある協会は、資格講座をあまりやっていません。
ただ、ここ20年以内に立ちあがった「わりと新しい」の協会の多くは、資格講座をやっています。
協会総研も、資格講座をすることを推奨しています。
なぜなら、資格講座は
「協会に入るための儀式」
「会員どうしの共通体験」
という位置づけにもなるからです。
資格講座のない協会はドライになる
資格講座のない協会、すなわち
「会費さえ払えば会員になれる」
という協会では、会員どうしのつながりが希薄になりやすいです。
資格講座という「儀式」が介在していないから。
儀式というのは意外と大切で、これがないと、雰囲気がどうしても表面的というか、ドライになりやすい。
会員どうしの間に「資格講座」という共通の体験がないため、なんとなく盛り上がらないのです。
会員どうしのつながりがなかなか生まれませんし、したがってコミュニティが育つこともあまりありません。
資格講座はコミュニティを生む
資格講座がある協会の場合、資格講座を受講して試験に合格しないと会員になれません。
これが良いほうに作用して、会員は体験を共有することとなり、コミュニティが育ちやすくなります。
会員どうしが「同じ資格を持つ者」ということで同級生になったり、先輩後輩になったりします。
会員と会員の関係が、
「同じ講座を受け、同じ試験で苦労した仲間」
「共通言語のある仲間」
ということになるので、つながりが生まれやすくなるのです。
まとめ
というわけなので、
「会員どうしのつながり」
を生みだしたいなら、資格講座はないよりもあったほうがよいというのが、協会総研のスタンスです。