協会総研には、協会を作りたい方々や一般社団法人を作った方々からの問合せがいろいろ来るわけですが、
「協会は講師をどんどん作らないといけない」
そう思い込んでいるケースが少なくありませんが、これは誤解です。
また、
「講師になるというメリットがなければ受講してくれない」
「資格講座というのは 講師を育てるものだ」
と思いこんでいるケースもよくあるのですが、これも誤解です。
もちろん、はじめから
- 講師養成をメインに頑張りたい。
- そういうビジネスモデルにしたい。
という強い意思と戦略があるなら、講師をどんどん作ればよいです。
その場合は
資格講座=講師養成講座
となります。
でも、
- 講師を無理に養成しなくても、単に受講生を増やすことで、協会が成長し、結果的に講師も自然に増える
というやり方もあります。
(イソップ寓話の「北風と太陽」を思い出してみましょう)
この場合は
資格講座=純粋な学びの講座(講師養成が目的ではない講座)
となります。
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協会の事業モデルは大きく分けて7種類あるのですが、
「認定講師型(講師養成型)」
はそのうちの1つにすぎません。
他にもビジネスモデルはあるのです。
- 伝えたい(広めたい)こと
- 受講生のターゲット像(ペルソナといいます)
- 講座の内容や種類
などにより、選ぶべきビジネスモデルは異なります。
目的に沿ったビジネスモデル、自分に合ったビジネスモデルを選べばよいわけです。
よく考えてみましょう。
よく考えた結果、
”積極的な認定講師型(講師養成型)” がやはり向いている
ということであればそれでよし。
反対に、
積極的な講師養成は目的に沿わない、自分に合わない、適さない
ということなら、無理に認定講師型(講師養成型)にはめこまず、自分にもっとふさわしい、オーガニックな(自然な)ビジネスモデルを採用しましょう。