はじめに 協会と会社は、その運営の仕方やメンバーとの関わり方において大きな違いがあります。特に、協会の会員は「顧客」としてではなく「仲間」として扱われるべきであり、この違いが協会の成功の鍵となります。この記事では、協会がどのように言葉を …
鳥のフンに当たったと思って許す話
アイデアを形にする道はなかなか大変。とくに日本のビジネス風土では新しいアイデアやイノベーションがなかなか受け入れられないことも珍しくありません。しかしそれでも、自分のアイデアを信じることは大切です。今回は、アイデアの持つ力、それをどう具現化し …
参加したければ「条約」を結べの協会
人が協会に「入会」するには、 入会申込書を提出する(必要があれば、その後に入会金や最初の年会費を払う)とか協会が開催する養成講座(資格講座)を受講し、認定を受けるとか といった手続き(儀式といってもよい)になるのが典型的です。いず …
協会にメディアの取材依頼がきたら
協会にメディアの取材依頼がきたら 協会をやっていると、ときに(または、しばしば)メディアの取材を受けることがあります。協会は「中立的な専門機関」のように見られやすいので、取材をする側も、会社を取材するより協会を取材するほうを優先的に選ぶ …
あなたの「痛覚」が協会の役にたつ理由
作成日:2022年8月22日更新日:2023年8月22日 日本の社会では、「痛い」という表現が特有の意味を持ちます。この独特な感覚は、日常生活やコミュニケーションに少なからぬ影響を与えています。私たちの行動や判断、さらには人間関係にも影 …
協会のコツは「なつかないペット」を追いかけないこと
ある意味、心理テストです あなたの協会の会員が活動している姿をイメージしてみてください。どんな姿でしょうか。 「先生として教室を開いている姿」でしょうか。「専門家として講演をしている姿」でしょうか。「独立して商売繁盛している姿」で …
【暗黒】ウヨウヨしているのに見えない問題
あなたの協会の会員になる人は、ほぼ全員、日本人ではないでしょうか。だとすれば、日本人をよく理解すればするほど、協会を作りやすくなります。 ダークマジョリティとライトマイノリティ 世の中には 目立つのが好きな人目立つことを好ま …
【複雑】広めたいけど真似されたくない?まあ落ち着こう。
「秘匿」と「伝播」 協会視点でいうと、資格講座は、学んだ人のとらえかたによって、2つのタイプに分かれます。 1つは、「しめしめ、良いことを教わった。自分だけの秘密にしておこう」と、秘匿されるもの。習い事や武道などで「秘伝」「奥義」 …
もしあなたの協会がこの誤解を受けてしまったら、けっこうヤバい
会社は、「モノを売る」「サービスを売る」という事業に向いています。これに対し協会は、「旗印を立て、共感した人々を集める」といった事業に適しています。 「旗印」というのは、 地域を盛り上げよう女性の活躍を応援しよう健康のため、○○を …
会員が怖いシンドロームの傾向と対策
会員が面倒化する問題 せっかく協会を作ったのに会員が少ない会員はそれなりに増えたけど、面倒な人ばかりだ どっちがマシでしょうか? 面倒でも会員が多いほうが、いないよりマシじゃないかと思うかもしれませんが、実感としては、どっち …
なりたくないよね。「終わったらサヨナラ」の協会
どうせ協会を作るなら、長続きする協会にしたいものです。 長続きしない協会の特徴として、「時間がたつうちに会員が協会に対してだんだん無関心になる」というものがあります。無関心を放置すると、会員側だけでなく協会側もだんだんモチベーションが下 …
協会という言葉の不思議なはたらき
「会社」と「協会」では、人々からの「見え方」が異なります。たとえばどのように異なるか、例をあげてみます。 会社の場合 おみやげグッズを製造・販売する「会社」を作りたくなったとしましょう。 ネットで検索すると、おみやげグッズの …