~ 一般社団法人日本予防医療協会 ~
ここ100年で長足の進歩を果たした医学。
いまも、現代医学は発展を続けています。
にもかかわらず、病気になる人は減っていません。
むしろ増えています。
その証拠に、国民医療費は年々増加しています。
ある意味、無理もない話です。
現代医学の主流は
「病気を治すこと」
に重点が置かれています。
「病気を防ぐこと」がメインではないのですから。
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「健康のために、健康診断を受けましょう」
みたいな言われ方をしますが、これ、奇妙ではありませんか?
健康診断は、
- いまの健康状態を知る
- 病気の可能性があれば早期に発見する
ために行われるものです。
健康診断そのものが、健康になる手段なのではありません。
「健康診断をくりかえし受けたおかげで健康になった」という人はいないと思われます。
(健康診断をくりかえし受ける人はもともと健康意識が高く、ふだんから健康的な生活を心がけている。だから健康でいられる、というのはありますが)
健康診断はむろん大切です。
しかし健康診断さえしていれば大丈夫、というわけではないことを、わたしたちは意識しておきたいものです。
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医学が発達しても病気が減らない…
最先端の医療に長らく携わっていた、ある医師が、この矛盾に気がつき、
治療医学ではなく、予防医学の普及
のためにこの身をささげようと決心し、立ち上げた協会があります。
一般社団法人日本予防医療協会
この協会が開催する講座では、「日常生活に活かせる予防医療」を学びます。
学問的な知識以上に、実践的な「技」に重点が置かれています。
協会で「日常生活に活かせる予防医療」を学んだ人には
「予防医療診断士」
の認定が与えられます。
「予防医療診断士」には、
- 家族
- 友人
- 地域コミュニティの人々
- 職場の仲間
などに、予防医療の「技」を伝える役割が期待されています。