わたしたちは、人を「分類」して考えることが多い。「分類」によって理解を深め、ときには分類によってコミュニケーションが容易になる。「分類」の背後には、さまざまな意味や影響が隠れている。この記事では、協会における分類の意味と実用性について考察する …
あなたは自分がマイノリティであることを自覚できるか?
昨今、多様性が叫ばれているのは確かだが、日本の協会の場合、基本的に会員は日本人オンリーであることが多い。 それが良いとか悪いとかではない。 協会側だって、べつに「外国人お断り」のスタンスをとっているわけではない。外国人の人だって会 …
協会に養成講座があるべきなるほど理由
協会を作るとき、多くの協会は養成講座を一緒に作る。むろん養成講座のない協会もあるが、可能であれば、養成講座はあるほうがよい。なぜなら、1つには養成講座は協会の主な収益源になるからだし、また1つには、養成講座が「協会に入るための儀式」「会員どう …
オルタナティブな起業のしかた
まえがき 一般に「起業を考えている人」は、具体的には「個人事業主になる」こと、または、「会社を設立する」ことをイメージします。しかし、じつは他にも選択肢があります。協会を設立することです。協会を設立することも、起業の一種といえるのです。 …
アンダーマイニングを念頭に協会を回せ
さみしい協会の作りかた 会員から「何か手伝いたい」と言われたときに「じゃあ、あれやって」「これやって」とテキパキ頼めると楽ですね。協会も大きくなりやすい。 それは頭では分かっているのだけど、実際はなかなかテキパキといかない…。やり …
協会と〇〇は、〇〇と〇〇の関係に近い
言葉が違えば印象も変わる 「協会を作って商品を売りたいから手を貸してほしい」という相談を受けたことがありますが、「商品を売りたいから協会を作る」という考え方には共感できなかったので、その相談は断りました。せめて、その人が「その商品が大好 …
フォーマットで会員を応援しよう
協会の立場からすると、 せっかく会員になってくれた人には、いろいろ積極的に活動してほしい会員が活動してくれたら、協会としてもぜひ応援したい と思うものだが、そんな思いを知ってか知らずか、活動してくれる会員は思いのほか少ない。 …
協会のシステムをどうするかの現在位置
協会の受講申込や問合せなどのフローで、 自前できめ細かく対応するのがいいのか外部のシステムを利用するのがいいのかどのシステムがいいのか とよく聞かれる。 これまでは経験をもとにアドバイスをしていたが、オンライン化がはげしく進 …
会員のトリセツ
協会を作るときは、日本人を に分けて考えると、作戦を立てやすい。オオカミが集まるような協会にするか、ヒツジが集まるような協会にするか、どちらを選ぶかで、することが変わる。 どちらを選んでも構わない。それぞれのやり方がある。しか …
滅びの美学なんて言ってられないぞの協会
~ 一般社団法人日本伝統野菜推進協会 ~ 伝統野菜、その危機を乗り越えて 日本各地には、地域に根ざした独特の風味と形状を持つ伝統野菜があります。しかし、その多くが今、絶滅の危機に瀕しています。 一般社団法人日本伝統野菜推進協 …
【提案】ブロックを外して楽な協会になればいいんじゃない?
食品のブロック ある食品会社が主婦やOLを集めて座談会を開いたときのこと。司会者が「どんな食品を買いたいか」と質問をしたところ、座談会出席者たちは「低カロリーのもの」「ヘルシーなもの」「オーガニックなもの」と口を揃えて答えたそうです。と …
「一部だけ習いたい」傾向と対策
はじめに 資格取得における学習は、その全体を理解し、習得することが不可欠です。しかし、近年では「一部だけ学びたい」という傾向が見られます。本稿では、この傾向の背景と、協会が取るべきスタンスについて探求します。学習の全体性を理解することの …