その法則について
さまざまな協会を調査してみると
- 派手な会員が目立つ協会はあまり大きくならない
- 会員が派手で「ない」ほうが協会は発展しやすい
という傾向があるのがわかります。
この調査は2004年に始めたもの。
コツコツ調査を続け、今年で19年目です。
ある「きっかけ」から始めた調査ですが、どんなきっかけだったかは、長くなるのでここでは割愛します。
話を戻します。
調査によれば、派手な会員が目立つ協会は、あまり大きくなりません。会員が派手でないほうが協会は発展する、という傾向があります。
いわゆる派手な人は、コミュニティに定着するという習性があまりないようです。
派手な人は好き勝手に行動するからです。
だから協会に向いていません。
反対に、いわゆる地味な人は、協会の活動目的と自分の生き方を重ねてくれるので、「協会向き」です。
「派手な世界にはちょっと不慣れ」
という人のほうが集団に馴染みやすいし、会員として定着してくれるのでしょう。
そのあたりのことを考えると、協会を作るときは
地味な人にとって居心地が良いように
作ってあげるとうまくいくみたいです。
(人を「派手」「地味」で区別することが良いか悪いかは、ここでは議論しません)
羊と羊飼い
くりかえしますが、地味な人を会員として集めるほうが協会はうまくいくようです。
ですが、これは
あなた自身が派手ではダメだ
とか
あなた自身が地味であるべき
という意味ではありません。
協会を作ろうとしているあなた自身はべつに派手な人でもOKです。
なぜなら、あなた自身は、理事長や理事、あるいは事務局長や協会講師であって、会員ではないから。
派手でない人を集めるほうが協会はうまくいくことは確かですが、あなた自身はたとえ派手であってもとくに問題はありません。
ただし
「地味な人の気持ちがよくわかる」
そんな人になる必要はあるでしょう。
あえて羊の牧場にたとえるなら
羊飼い自身は羊ではないけれども、羊のことをよく知らなければ、良い羊飼いにはなれない
のと似ています。
「協会のセオリー」とは
協会総研では7年前から
「協会のセオリー」
というものを配布しています。
初版から3度ほど書き直ししているので、現在のものは第4版になります。
冒頭に書いたように、
- 派手な会員が多い協会はあまり大きくならない
- 会員が派手で「ない」ほうが協会は発展しやすい
という傾向は、いろいろ調査をしてはじめて発見したことです。
「協会のセオリー」には、この発見の詳しい解説が載っているので、ぜひ一読をおすすめします。
なぜ、協会総研が
「認定講師を作ってはいけない」
と主張しているのか、納得できるはず。
「協会のセオリー」の入手方法
てっとりばやく購入する方法(有料)
無料で入手する方法
「協会知識検定」をやってみてください。
無料の検定です。
合格するまで何度でも可能です。
合格すると、「協会のセオリー」をダウンロードすることができます。