自分で協会を作ろうとしている方の多くは、何か自分の好きな分野、得意な分野を人に伝えていきたいと考えている方ではないでしょうか?
でも、いざ自分で協会を作ろうと思っても、
「こんな分野で協会を作っていいのかな…」
とか、
「ちゃんと人は集まるんだろうか…」
と不安になることも。
そこで今回は、そんな方の協会作りを後押しするために、
「こんな協会もあるの!?」
と思えるような面白い協会の実例をご紹介します。
「こういう協会があるなら、自分がやりたいことも協会にできるかも!」
とモチベーションアップにつながると嬉しいです。
日本あんこ協会
「あんこを通じて笑顔でいられる社会の実現を目指す」という理念のもと、あんこの愛好家だけで構成されるあんこ好きのための団体。
いろんな種類のあんこを食べ比べする「あんこ部」という部活動が存在していたり、あんこに関する知識を確認する「あんこ検定」などがあり、とてもユニークです。
あんこ好きの方は一度入会してみてはいかがでしょうか。
日本カレーパン協会
一番おいしいカレーパンを競う「カレーパングランプリ」や、カレーパンでモテたい女子を応援する「もてカレーパン女子部」などがあります。
また、Q・B・B ブランドのチーズで知られる六甲バター株式会社にスポンサーとして協力してもらっている点も特徴的。
このように企業の協賛があると協会の信頼性が上がり、また知名度も高まりやすいのは確か。
日本残業協会
働き方改革が騒がれる昨今の日本において、これほどインパクトのある協会はないかも?
もちろん残業を広めることを目的としているわけではなく、仕事を頑張る人々に対し、残業シーンにおける仕事のモチベーションアップや業務効率化を目指した協会です。
こちらも「残業検定」というものがあり、合格すると「ザギョニスト」という称号が与えられます。
ホームページも非常に面白いコンテンツが多いので、ぜひご参考ください。
日本猫ねこ協会
保護猫の認知度を高め、保護猫を飼う人を増やしていくことで、猫の殺処分などの問題の解決を目的とした、社会貢献性の高い協会です。
こちらもコンテストや検定、オフ会などさまざまなイベントを行っています。
会員による情報発信を積極的に促すことで活動の認知度を高めているという点では、会員に参画させるという協会運営で大切なポイントをおさえている協会と言えるでしょう。
全日本もう帰りたい協会
協会名の時点で誰もがクスっと笑ってしまう協会ですね。
「もう帰りたい」という気持ちに寄り添う協会ですが、そんな協会に人は集まるのかと思いきや、Twitterのフォロワー数はなんと57万人以上!
全国のもう帰りたいと思っている人がTwitterにその気持ちを画像とともに投稿しています。
他の協会とは異なりイベントや活動には力を入れていないようですが、こういった人を引きつける話題性は非常に重要です。
日本焼き鳥協会
焼き鳥をこよなく愛する協会。
焼き鳥の魅力を伝えるために、ホームページでは焼き鳥の定義や歴史、種類などのコンテンツが用意されています。
検定に合格すると「焼き鳥アンバサダー」の称号がもらえます。
焼き鳥が嫌いな人はあまりいないので、人気が高そうな協会ですね。
日本吹矢レクリエーション協会
こんなニッチな協会があるのかと驚いてしまいますね。
吹矢は腹式呼吸に役立つということで、健康増進と地域活性化のための活動のひとつとして位置付けているようです。
地方自治体や介護施設、教育委員会など、幅広い団体への導入実績があります。
一見遊びと思われるような活動も、しっかりした理念や活動目的があれば、公的なコミュニティの協力を仰ぐことも可能だということを証明する好例です。
まとめ
自由に柔軟な発想で協会を考えてみましょう。
どんなにくだらないと思えるような協会でも、成功している協会はたくさんありますし、むしろそういった協会の方が話題性を呼び、広がりが早いかもしれませんね。
協会総研では「検定プラス」というサイトを運営しています。
ここには、協会などのさまざまな団体が、オンライン検定を「出展」しています。
それぞれの団体の魅力、すなわち
- 思い
- 目指す世界
- 活動の面白さ
- どんな人が会員になっているのか
などを伝えることを目的とした検定です。
一度のぞいてみてください。