協会を運営している方々、これから協会を設立しようと考えている方々に、ある概念を紹介したい。「バーベキューアプローチ」というものだ。 バーベキューアプローチとは、活動を大勢で協同して進めるスタイルのこと。プロジェクトの過程を公開し、仲間と …
機嫌をとる必要なし
協会と会員の対等なつながり 会社と顧客の関係は、一般には「会社が下」「顧客が上」であることが多い。なので会社は、顧客にサービスをし、顧客のことを「様」と呼ぶ。 いっぽう協会と会員の関係には、そうした上下の概念はない。いやむしろ「協 …
カオス的に考える
カオスとは 「カオス」という、数学の分野がある。x の値がほんの少し違うだけなのに、y …
協会の発想法
商品やサービスの開発を考える際、通常は市場のニーズに基づいた思考が中心となる。 つまり「こういったニーズがあるからこんな商品を作ろう」「こうしたニーズを想定したら、こうしたサービスが良いはずだ」という考え方。あるいは「市場でこのポジショ …
見えない多数派をお見逃しなく
はじめに 一般的な日本人の性格や行動傾向を示唆する「ヒツジ」という概念を紹介します。 この概念を通じて、日本の特徴に基づいた協会戦略の考え方について解説します。 新しい視点から集団行動を考えるヒントとして、お読みいただきたい …
会員には音読してもらおう
「人の感じ方や行動は、自己認識に大きく影響される」という話を聞いた。ようするに、誰かになりきって演じると、その人の能力に近づく、という話だ。たとえば 有名な演奏家のようになったつもりで演奏すると、実際に演奏が上手くなる著名な数学者のよう …
仮説のテクニックを磨こう
「こうしたらうまくいくのではないか」「この方法で人気が出るかもしれない」「ターゲットはきっとこういう人たちだ」「価格はこのくらいがいいのではないか」 協会にかぎらず、ビジネスのようなことを行う場合は、このような「仮説」を立てるのが普通だ …
人を分類して考える。
わたしたちは、人を「分類」して考えることが多い。「分類」によって理解を深め、ときには分類によってコミュニケーションが容易になる。「分類」の背後には、さまざまな意味や影響が隠れている。この記事では、協会における分類の意味と実用性について考察する …
あなたは自分がマイノリティであることを自覚できるか?
昨今、多様性が叫ばれているのは確かだが、日本の協会の場合、基本的に会員は日本人オンリーであることが多い。 それが良いとか悪いとかではない。 協会側だって、べつに「外国人お断り」のスタンスをとっているわけではない。外国人の人だって会 …
協会に養成講座があるべきなるほど理由
協会を作るとき、多くの協会は養成講座を一緒に作る。むろん養成講座のない協会もあるが、可能であれば、養成講座はあるほうがよい。なぜなら、1つには養成講座は協会の主な収益源になるからだし、また1つには、養成講座が「協会に入るための儀式」「会員どう …
オルタナティブな起業のしかた
まえがき 一般に「起業を考えている人」は、具体的には「個人事業主になる」こと、または、「会社を設立する」ことをイメージします。しかし、じつは他にも選択肢があります。協会を設立することです。協会を設立することも、起業の一種といえるのです。 …
アンダーマイニングを念頭に協会を回せ
さみしい協会の作りかた 会員から「何か手伝いたい」と言われたときに「じゃあ、あれやって」「これやって」とテキパキ頼めると楽ですね。協会も大きくなりやすい。 それは頭では分かっているのだけど、実際はなかなかテキパキといかない…。やり …