はじめに 資格取得における学習は、その全体を理解し、習得することが不可欠です。しかし、近年では「一部だけ学びたい」という傾向が見られます。本稿では、この傾向の背景と、協会が取るべきスタンスについて探求します。学習の全体性を理解することの …
もしも会員がスキップしてやってきたら、あなたはどうする?
協会が養成講座や資格講座を開催する場合に、「飛び級を認めるかどうか」が議論になることがあります。今回は飛び級について。 飛び級とは 一般の場合 飛び級とは、一般的には学校で、通常よりも上の学年に進むことを指します。英語で「s …
養成講座(資格講座)の「タテ」と「ヨコ」
協会が養成講座(資格講座)を設計するときは、「タテ展開」「ヨコ展開」という2つの要素を勘案します。 「タテ展開」とは 協会の養成講座(資格講座)の「タテ展開」とは、講座に上下関係をつけることを指します。これには考えるべきポイントが …
学ぶだけでいい、はたぶん正しい説
実用と教養 世の中には「インストラクターになりたい」「講師になりたい」という人に向けた講座があります。実用的な講座です。 いっぽうで「単に学びたいだけ」「学ぶのが楽しい」という人を対象にした講座もあります。教養的な講座、QOLを上 …
【不思議】なぜ協会の養成講座(資格講座)は高額がよいのか
講座の受講料には 競合が存在する→比較される競合が存在しない→比較されない 2つのタイプがあります。 前者(競合が存在)なら、そこには「相場」というものができるので、一般的には相場どおりの価格設定が求められます。相場より高く …
実用的な講座と教養的な講座、どちらが受講者を集めやすいか問題
「実用」対「教養」 世の中には「インストラクターになりたい」「講師になりたい」という人に向けた講座があります。実用的な講座です。 いっぽうで「単に学びたいだけ」「学ぶのが楽しい」という人を対象にした講座もあります。教養的な講座、Q …
いちど整理しておこう:協会の「資格」ってなに?【2】
前回「いちど整理しておこう:協会の「資格」ってなに?【1】」の続きです。 協会の資格はあくまで民間資格ですが、世のため人のためになるような資格であれば、多くの人に取ってもらいたいですね。民間資格に「公的な性質」を与える方法はいくつかあり …
協会は資格講座をしないといけないのか?
昔の協会は資格講座をあまりやっていないが、最近の協会はやっている 協会は資格講座をしないといけないのでしょうか?いや、べつにそんな決まりはありません。資格講座をしなかったからといって、協会のトップが秘密警察に逮捕されることはないです。「 …
養成講座を作るときに、してはならないタブー
協会のビジネスモデルとして人気があるのは、「養成講座」です。協会を作り、その協会の名前で養成講座を開き、受講者(会員)を増やす。養成講座ですから、講座を修了した人には資格を提供するのが普通です。近年はこのビジネスモデルで協会を立ち上げる人が増 …
資格の更新
はじめに 講座を受講し、所定の試験に合格すると、資格がもらえる。 合格通知とともに、資格認定証が送られてくる。 協会の資格講座はだいたいこのような構造になっています。 多くの場合、資格認定証には有効期限が書かれています。 …
資格講座のボリューム
「(一般社団法人を作って)資格講座をやってみたい」と考えている人は少なくありません。 「○○を普及させるために協会を作り、資格講座をしたいのだが、どうしたらいいだろうか?」という問い合わせがよく来ます。 つまり、「○○アドバイザー協会」「 …
協会を作る前に解いておきたい誤解
協会総研には、協会を作りたい方々や一般社団法人を作った方々からの問合せがいろいろ来るわけですが、 「協会は講師をどんどん作らないといけない」 そう思い込んでいるケースが少なくありませんが、これは誤解です。 また、 「講師になるというメリットが …