協会は、理事長のスタンスにより、大きく2種類に分かれます。
どちらを好むかはあなた次第ですが、どちらを選ぶかで「運営感覚」が大きく異なります。
理事長のスタンス、2つのタイプ
協会は、理事長のスタンスにより、大きく2種類に分かれます。
- ノウハウ型
- ビジョン型
という区別です。
どちらを好むかはあなた次第ですが、どちらを選ぶかで「運営感覚」が大きく異なります。
ノウハウ型
まず、ノウハウ型は、
「私のやり方をみんなに教えよう」
というもの。
「カリスマ型」と言い換えてもよいでしょう。
ビジョン型
次に、ビジョン型は、
「こういう世界を作りたいから、みんなで一緒にやろう!」
というもの。
夢を語るわけです。
それぞれの協会の性質
ノウハウを語るかビジョンを語るかで、協会に集まる人が変わってきます。
したがって、協会の性格も異なります。
ノウハウ型
ノウハウ型の協会では、
- 理事長は先生になります。
- 会員は師匠である理事長だけを見ます。
つまり、自分と理事長の関係だけを求めています。
他の会員のことはある意味どうでもよく、横のつながり=会員間のつながりには、あまり価値が置かれません。
「理事長の言うとおりにやってみたけど、うまくいかなかった」
そう思ったときに協会を去っていきます。
去っていく会員を残っている会員が引き留めようとすることもありません。
ビジョン型
ビジョン型は
「一緒に夢を追いかけよう」
というもの。
共通の夢を持つ人の集まりが協会になります。
- 理事長は師匠ではありません。
- ノウハウを教えることもありません。
- 会員は、理事長個人ではなく協会そのものに共感して集まります。
ビジョン型の協会は、横のつながり=会員間のつながりが生まれやすい構造になっています。
理事長個人を慕って入会しているわけではないし、理事長のノウハウ欲しさに入会しているわけでもないからです。
まとめ
ノウハウ型、ビジョン型…
どちらを好むかはあなた次第ですが、どちらを選ぶかで「運営感覚」が大きく異なります。
ビジョン型の運営感覚ではノウハウ型の協会を動かせません。
同様に、ノウハウ型の運営感覚ではビジョン型の協会は動かせないのです。