会社は、「モノを売る」「サービスを売る」という事業に向いています。これに対し協会は、「旗印を立て、共感した人々を集める」といった事業に適しています。 「旗印」というのは、 地域を盛り上げよう女性の活躍を応援しよう健康のため、○○を …
会員が怖いシンドロームの傾向と対策
会員が面倒化する問題 せっかく協会を作ったのに会員が少ない会員はそれなりに増えたけど、面倒な人ばかりだ どっちがマシでしょうか? 面倒でも会員が多いほうが、いないよりマシじゃないかと思うかもしれませんが、実感としては、どっち …
【不思議】なぜ協会の養成講座(資格講座)は高額がよいのか
講座の受講料には 競合が存在する→比較される競合が存在しない→比較されない 2つのタイプがあります。 前者(競合が存在)なら、そこには「相場」というものができるので、一般的には相場どおりの価格設定が求められます。相場より高く …
ジャック・スパロウに学ぶ協会設計
船長の場合 あなたは小さな船の船長だとしましょう。時代は「パイレーツ・オブ・カリビアン」くらいの世界、あなた自身はジャック・スパロウを想像してください。 今はまだあなたの船は小さいですし、船員の数も少ないので、ふだんはそのへんの近 …
実用的な講座と教養的な講座、どちらが受講者を集めやすいか問題
「実用」対「教養」 世の中には「インストラクターになりたい」「講師になりたい」という人に向けた講座があります。実用的な講座です。 いっぽうで「単に学びたいだけ」「学ぶのが楽しい」という人を対象にした講座もあります。教養的な講座、Q …
なりたくないよね。「終わったらサヨナラ」の協会
どうせ協会を作るなら、長続きする協会にしたいものです。 長続きしない協会の特徴として、「時間がたつうちに会員が協会に対してだんだん無関心になる」というものがあります。無関心を放置すると、会員側だけでなく協会側もだんだんモチベーションが下 …
協会という言葉の不思議なはたらき
「会社」と「協会」では、人々からの「見え方」が異なります。たとえばどのように異なるか、例をあげてみます。 会社の場合 おみやげグッズを製造・販売する「会社」を作りたくなったとしましょう。 ネットで検索すると、おみやげグッズの …
個人教室から協会へ…変身のコツ
個人教室からの脱皮 協会を作りたい!と思う動機は人によりさまざま。たとえば、個人で教室や講座を開いている人が、いつまでも1人でやっていることに限界を感じ、「協会を作ると集客がしやすくなるかも」「協会になれば講師が増えて自分の代わりに活動 …
みんなよく間違える「講座のゴール設定」
講座を作るときは、まずゴールを設定します。教えたいことをそのまま講座化するのではなく、協会としてゴールを設定し、そのゴールに向かうように整然と講座を作ります。 ゴールの意義 教える側(協会)は講座を設計する際に「あれも教えたい」「 …
広がらない原因はこれかも…ステイタス・クォ現象とは
「協会を作った最初のころは会員が集まっていたのに、だんだん増えなくなった。伸び悩んでいる」という相談をしばしば受けますが、多くの場合、「ステイタス・クォ現象」が見受けられます。 今回は「ステイタス・クォ現象」について説明します。 …
協会のエッセンスをちょっと足してみよう【3】
前々回⇒【1】前回⇒【2】 協会は「広めるための器」 何か世に広めたいものがあるとき、協会が作られます。協会は普及活動に向いているからです。 さて、これから何かの普及事業を行うとしましょう。たとえば、「○○式カウンセリング」 …
会員をせっせと増やす気がない協会は、はたして協会なのか問題
あらためて言うまでもないことかもしれませんが、自分が作った協会の会員がどんどん増えたら、それは嬉しいですよね。会員が増えれば、 なんだかんだと協会の収入は増えます。メディアや自治体、企業などとのコラボレーションの機会も増えます。 …