会社(株式会社や合同会社など)は、登記が必要です。登記をしなければ、会社を名乗れないことになっています。 これに対し、日本には大小さまざまな協会がありますが、このうち約4割は、登記をしていません。登記をしないまま、活動しています。登記を …
いちど整理しておこう:協会の「資格」ってなに?【2】
前回「いちど整理しておこう:協会の「資格」ってなに?【1】」の続きです。 協会の資格はあくまで民間資格ですが、世のため人のためになるような資格であれば、多くの人に取ってもらいたいですね。民間資格に「公的な性質」を与える方法はいくつかあり …
「社会タイプ」の協会と「趣味タイプ」の協会。あなたはどっちを目指す?
社会タイプ 協会には 登記をしている協会(社団法人やNPO)登記をしていない協会(任意団体) 両方が存在します。 登記をしている協会は、 メンバーをそろえて本格的にやっているサイズも大きめ立派で壮大な理念を持って …
協会という名の新規事業
先行き不透明な世の中を反映し、新規事業を計画する企業が増えています。けれども、これまで新規事業は「株式会社という枠組みの中」で語られることがほとんどでした。つまり 新規事業=新しい事業部を作る新規事業=新しい会社を作る という枠組 …
協会には鳥居と屋台を置こうという話
今回は、協会を設計する際にときどき使う、「境内理論」というちょっと変わった思考のフレームワークについて紹介します。 お賽銭の不思議 私たち日本人の多くは、正月になると神社に出向き、参拝をします。もちろん、正月でなくても神社に出向い …
「プロダクト・アウト」と「マーケット・イン」、協会はどっちだ?
マーケティングの勉強をすると必ず出てくるのが「プロダクト・アウト」「マーケット・イン」という言葉です。 今回は「協会にはどちらの考え方がフィットするか」がテーマです。 「プロダクト・アウト」と「マーケット・イン」 「プロダク …
「笑顔の輪を広げる」はイマイチだ。そのわけは…?
会社と協会、両者の違いは、 というところにあります。 つまり、協会設立の際には活動理念を分かりやすく明示することをおすすめします。たとえば、活動理念を文章化し、ホームページなどで公表します。 ▽ 活動理念を文章化す …
足掛け19年。多くの協会を調査して浮かびあがった、ある法則。
その法則について さまざまな協会を調査してみると という傾向があるのがわかります。 この調査は2004年に始めたもの。コツコツ調査を続け、今年で19年目です。 ある「きっかけ」から始めた調査ですが、どんなきっかけだ …
「理事長」になる、という起業の特徴
起業=会社を作るとついつい思ってしまいがちですが、起業のしかたは会社だけとは限りません。「協会を作る」という形で起業する選択肢もあります。 会社と協会、比較してみると、 登記の手続きはどちらもそこそこ似ています。つまり、昔と違って …
協会を作りたい理由を問おう
本文を読んでいる方の多くは 近い将来、起業を考えており、会社を作るのもよいけど、協会を作るのもよいかもと思っている人すでに何かサロンなどのビジネスを始めていたり、講師として活動したりしていて、それを「協会化」したい人 だと思います …
協会にはこんな強みがある。知っておいて損はない。
「事業を成功させるには、強みを活かすべし」とよく言われます。「SWOT分析」でも「強み」は重要な要素となっています(※)。今回は、「協会であることの強み」について解説します。 (※)SWOT分析現状分析をしたり戦略を立てたりする際によく …
「会社」vs「協会」自分はどっちに向いているか問題
「起業」を考える人には大きくわけて2つのタイプがあります。 1つは、「成功する近道はどれか?」という発想をする人。 「何をするか」にはさほど頓着しない。「どうやったらお金になるか」を考えるのを好む。目的志向型で、合理的だといえます …